記念すべき最初の記事は、私が普段使用しているiPhone 13 miniのレビュー記事にしました。
2021年9月24日の発売と同時にiPhone11から乗り換え、約4か月使用して実際に感じたことをレビューしていきます。
最初に断っておきますが、カメラやCPU等の詳細なスペックに関しては小難しい話になってしまうのであえて触れていません。Apple公式ページとも内容が重複してしまうので、詳細スペックについては公式ページにおまかせさせていただきます。
iPhone 13 mini の良いところ
コンパクトで軽い。
とにかくコンパクトで軽い。iPhone 11を手放した一番の理由は重さ。iPhone 11の前に使用していたiPhone 7で画面を割ってしまった経験からiFaceのケースと、ガラスフィルムを張って完全防御していたこともあり、合計「263g」と余計に重い運用、、、。
それに比べてiPhone 13 miniは小さい分軽くて持ちやすい。落とすリスクも下がったので、使用するケースも簡易的にして今は合計「169g」。単純に94gも軽くなりました。落とすことはほとんどなくなりました。
参考にiPhoneのサイズと重量をまとめてみました。改めてiPhone 11重いですね、、、。ほんとに何度ベッドでウトウトしながら自分の顔に落ちてきて痛い思いをしたことか。iFaceのおかげで大事にはならず。寝る前のスマホいくない。
製品名 | ディスプレイサイズ | 重量 |
iPhone 13 mini | 5.4インチ | 140g |
iPhone 13 | 6.1インチ | 175g |
iPhone12 mini | 5.4インチ | 133g |
iPhone 12 | 6.1インチ | 162g |
iPhone 11 | 6.1インチ | 194g |
iPhone XR | 6.1インチ | 177g |
iPhone SE2 | 4.7インチ | 148g |
iPhone 7 | 4.7インチ | 138g |
そしてiPhone 13 miniはiPhone 7やSE2とほぼ同じ大きさと重量感。指紋認証じゃなく顔認証でOKで、コンパクトだけどより大きな画面を使いたい場合はminiシリーズおすすめ。ポケットにも問題なく入るし片手にすっぽりと収まり快適。
カメラがパワフル。
ここ最近のiPhoneといえばカメラがすごい。カメラが好きでSONYの「α7R Ⅳ」(まあまあいいミラーレス一眼カメラ)を使っていますが、スマホでここまで撮れるのか!とiPhone 13 miniにも驚かされました。
コンパクトなのにカメラの性能自体はiPhone 13と同じ。しかも望遠レンズがないことを除けばiPhone 12 Pro並みの水準との声も。「1世代前のProモデルと同じ」というのは満足度が高いですね。
本格的なカメラと比較しても、パッと見たときの全体的な仕上がりは大差ないクオリティー。撮った写真は基本的にスマホやタブレットでしか見ない場合にはiPhoneのカメラで問題ありません。というより十分すぎるレベル。
ちなみに、本格的なカメラ 「α7R Ⅳ」 だとカメラ本体とレンズ合わせて1,174gでした。1kg以上ということでもはや修行です。それに比べてiPhone 13 miniさん優等生すぎる。
iPhone 11より搭載されている「ナイトモード」もさらに進化。特に設定せずにサクッと撮影して、夜の撮影でここまで仕上がるナイトモード恐るべし。
こんなに優秀なのにコンパクトなiPhone 13 miniで写真を撮らない理由があろうか、いやきっとない。早くコロナが落ち着いて、自由に遊びに行けるようになる時を待つばかり。
バッテリーが改善。
これは私がiPhone 12 miniを購入しなかった理由でもあるけれど、同じサイズのiPhone 12 miniは小さい分バッテリー容量がほかのiPhoneより少なく、「バッテリー持ちが悪い」との指摘が多かったのです。
さすがAppleというべきか、iPhone 13 miniはiPhone 12 miniの弱点を克服して登場。コンパクトかつ実用レベルで問題ないバッテリー持ちを実現してくれました。
iPhone 13 mini | iPhone 12 mini | iPhone 13 | iPhone 12 | iPhone 11 | |
ビデオ再生 | 最大17時間 | 最大15時間 | 最大19時間 | 最大17時間 | 最大17時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大13時間 | 最大10時間 | 最大15時間 | 最大11時間 | 最大10時間 |
オーディオ再生 | 最大55時間 | 最大50時間 | 最大75時間 | 最大65時間 | 最大65時間 |
Appleが発表しているバッテリーの各数値をまとめてみました。iPhone 12 miniと数字だけ比べると大きな差はないように感じますが、例えば1日外出している時間が12時間だとすると、各数値での2~5時間の差は「余裕をもって一日使えるかどうか」印象が変わるラインになりそうです。
まあ、電池持ちに関しては使い方次第なところがあるので参考程度に。そもそもMacやスタバなど充電できる場所も多いですし、念のためモバイルバッテリーを持ち歩いている方も増えていると思うので結局は人それぞれ。
4ヶ月使ってみた感想としては、例えばディズニーへ行って一日遊ぶ場合や、朝から晩まで外にいて頻繁にスマホを使うような場合以外の、普段使いやライトユーズでは全く問題なし!
ちなみに、2021年10月25日から東京ディズニーリゾートではモバイルバッテリーのレンタルサービスが始まっています(有償)。バッテリー不足に陥っても救済してくれます。さすがは夢の国。
iPhone 13 mini の気になるところ
やっぱり小さい。
ここまでは実際に使ってみて感じたiPhone 13 miniの魅力について触れてきましたが、欠点というべきか気になる点が一つ。やっぱり、ディスプレイが小さい。
小さくてコンパクトなので当たり前なんだけれど、iPhone XR以降、iPhone11~13にも採用されている「6.1インチ」のディスプレイサイズに一度慣れてしまうと「5.4インチ」ディスプレイのminiシリーズはどうしても小さく感じてしまいます。
ディスプレイが小さい分、WEBページを開いたときには表示される情報量が少ないので、スクロールする回数も増えるし文字も小さい。
実際私も最初は文字やアイコンが小さいことに慣れるまで時間がかかりました。フォントに関しては通常設定より一段階大きくして使用しています。
YouTubeやNETFLIXなどの動画サービスを利用するときも小さいから映像が少し物足りない。これはおそらく、一度「6.1インチ」のディスプレイを経験してしまったら誰もが感じてしまうのでしょう。
世に出るのが遅すぎた。
タイトルにも書かせていただいたけれど、世に出るのが遅すぎた。もっと早く世に出ていれば「最強のiPhone」になりえたはず。iPhone Xと同時期に発売されたiPhone 8が、今のminiシリーズのようなiPhoneであったならば、もっと評価されていたかもしれないのにと思えてならない。
2018年からスタンダードモデルのiPhoneに採用されている「6.1インチ」のディスプレイに、私は慣れ親しみ過ぎてしまったらしい。
まとめ
ディスプレイの大きさこそ使う人を選ぶけれど、iPhone 12 miniからバッテリーも改善されカメラも文句なしの仕上がりで、死角のないiPhoneになっております。
個人的にはずっと思い描いていた「理想のiPhone」だったので、かなり気に入って使用しています。小さいだけで性能はiPhone 13と同じって、ロマンがあるじゃないですか。なのに1万2,000円もiPhone 13よりお安いなんて!iPhone 13 mni好き。
iPhone 14シリーズからminiは廃止になるとの噂もあるので、コンパクトでパワフルなiPhoneをお求めの方はiPhone 13 miniおススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!